昨日、ためしてガッテンを観ました。
なんと認知症の中には治るものがあるそうです。
その病気は特発性正常圧水頭症です。
番組内では腰から脳脊髄液を注射で抜き、2日後にはもう別人のように、
笑顔で話している患者さんの姿がありました。
脳は脳室で脳脊髄液に満たされ、
豆腐のようにぷかぷか浮いているような状態です。
これが何らかの原因で、増加し脳室内圧を上昇させ
脳を圧迫して起こります。
症状
歩行障害、認知障害、尿失禁が三大症状で特に歩行障害は
ほとんどの人にみられます。
見分け方
足の幅が広い(肩幅くらい)、小刻みに歩く、がに股、最初の一歩が出にくい
狭い通路や障害物があると歩幅が小刻みになる。
これに当てはまった方は、神経内科や脳神経外科を受診する事をおすすめします。
特発性正常圧水頭症以外の病気の方は脳脊髄液を抜いても症状は
改善しませんので注意してください。
もうひとつ認知症に似た症状の病気があります。
それは、慢性硬膜下血腫です。
頭を打つことにより頭蓋骨の内側に血液と脳脊髄液の大きな塊ができ
脳を圧迫して起こります。
症状
頭痛、認知障害、手足のまひ、吐き気です。
軽く頭を打つだけでも起こるので、本人が気づいていないケースが多いそうです。
症状が出るまでに1~2カ月ほどかかる事もあり、このような症状が出た場合
急に悪化する事もあるので「もう年だから」と思わないで
早めの神経内科、神経外科への受診をおすすめします。
名古屋市 昭和区 デイサービス リハビリの家ふくざわ
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